枕飾りとは(2)

さて、ご自宅に戻ったご遺体を安置する際に枕元に置く、枕飾りについて触れてみたいと思います。

地域や宗派によってその方法は様々です。
一般的なのは、

白木の小台や白い布を被せた小台のうえに、三具足と呼ばれる燭台、香炉、花瓶を置き、りん、一膳飯、湯飲み、枕団子などを置きます。
香炉に立てる線香は6本が正式とされます。これは地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上(六道)を表わすとされますが、通常は略して1本だけ立てることが多いようです。
一膳飯とは、故人が生前使っていた茶碗にご飯を山盛りにし、お箸を立てて差すものです。湯飲みも故人のものを用いるのが一般的で、水をいれて供えます。
花瓶にはシキミを1本さしますが、ない場合は菊や百合で代用することもあるようです。
供え物にはそれぞれいわれがありますが、つまるところ、故人の旅立ちの必需品を持たせるためのものと考えると理解し易いと思います。

ちなみに、私が灯油をこぼしてしまった枕飾りには、上記の他に、飴やお菓子が供えてありました。
ならわしに囚われず、故人が生前に好きだった食べ物を置くことも多いようです。

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